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2006年11月 4日 (土)

着物談義

近々着物を着る機会があり、

実家に取りに戻りました。

前もって母に

「用意しといてね」とお願いしてあったので

行って、貰って、すぐ帰れると思っていたのですが、

「これから帰るよ」と電話をすると、

「ばあちゃん拾って来て。

    電話で聞きょったけど全然わからんから」との指令。

はて?

と思いながらも実家近くに住む、母の母を迎えに。

実家に到着すると、

出て来るわ出て来るわ、見たことのない着物たち。

私は単純に

姉の結婚にあたって作ってくれた訪問着

(先のことを考えて振袖にしなかった。堅実。)を取りに来たつもり、

だったのですが

(自分のはその1着しかないので)、

今回着ていく場が、

全く改まった席ではないため、

いわゆるオシャレ着、ランクの

母が若い頃に来ていたものをいくつか用意して、

待っていてくれたのでした。

前もってよさそうなものを考え、

祖母にアドバイスを受けようとしたけど実際見てもらわないと

とてもじゃないけど埒が明かなかった、という訳。

それにしても

母が随分たくさん着物を持っていることを初めて知って

妙に驚いてしまいました。

今まで見せてもらったことがなかったし。

でもよく思い返せば、

小学校の頃、

普段は全く着ないのに、参観日に、着物で見に来る母でした。

その頃は

そんなお母さん他にいなかったから

目立って恥ずかしかったな。

今となっては誇らしい気もしますが^^;

そもそも

祖母が昔、

呉服やさんの仕立てのお仕事を請け負っていたので、

母にとっても、

「着物」に馴染みはあったのかもしれません。

だから母の着物は、

そのお店で買った、

祖母が仕立てたものばかり。

これはあのとき作ったんだ、とか

これまだしつけが付いとるが、そういえば一回も着てないわ、

とか、懐かしそうにしている二人。

中には

大学の卒業式で私が来たものや、

姉が結納の時に来たものなどもあり。

いろんな想いがこもった着物を、今度は私が着る。

それってなんか、嬉しいな。

ちなみにそのお店は、

近年閉店されたと聞きました。

時間の重みも感じつつ、

時代を経ても受け継がれていく着物って素晴らしいと思う。

床に広げられた着物達を見渡しながら、

母が言いました。

「この辺のはみんな、私が三十代の頃に着とったやつ。

  今はもう、

     その頃にばあちゃんが着よったのが着れる歳じゃわ」

今日帰ってくるまでは。

姉の結婚式で着た着物、

わざわざ作ってくれたのに

一度しか着ていないそれを着てあげたら、

母は喜ぶだろう、と思っていた。

だけど、

祖母が作った母の着物を着てあげるほうが、

母にとっては嬉しいのかもしれない。

なんだか

ますます着物に興味が出てきました。

これまで片手で余るほどしか着たことがないけれど、

着物には、しんどい、苦しい、という思い出しかない。

だからどこかで躊躇してしまう自分がいて。

でもずっと

普段から着物を着る生活に、憧れは持ち続けているんです。

あぁ、早く着たい。

結局、

一度も袖を通されていないものを借りて帰りました。

ちょっと渋すぎるかなぁ、とも思いつつ。

みんなの共通意見だったので。

次の日曜日、

ご報告しま~す♪

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