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2006年8月11日 (金)

イナズマの乱舞

今日は所用で新見に出かけていたのですが、

夕方、帰りの高速で

「凄い」

としか言いようのない体験をしてしまいました。

午後3時半過ぎの、

突然の夕立。

ピンポン玉くらいありそうな大粒の雨が

山から吹き降ろす突風に乗って、

フロントガラスを激しく叩きつけはじめる。

それから

恐ろしく低く垂れ込めた黒い雲から膨大な数のイナズマが、

狂ったように何本も走って。

近くの山や、遠くの山。

中には

手が届きそうなほど近く、

助手席の窓を掠めて高架下に吸い込まれていく

幾筋ものまばゆい閃光。

それとほぼ同時に、

激しい雨音にもかき消されないくらい重く

どーん、という音が頭上から腹に響く。

まさに嵐の状態が20分ほど。

その中で

何十本のイナズマを見たのか。

わずか30秒ほどの間に5本を数えた時間もありました。

ありえない。

だってこれまで生きてきた30年間で記憶に残ってる

カミナリが落ちた瞬間なんて、

両手で足りる程しかない。

その歴史をこの一瞬で塗り替えた。

大袈裟で嘘っぽく聴こえるかもしれないけど、

全くの表現不足。

まだまだ言い足りないくらいなんです。

最初は恐怖で

ピカッと光るたびに肩をすくめていて。

それが暫く続くともう感覚がマヒしてだんだん面白くなり、

遂にはケータイを構えてみたけど

やっぱりそう都合よく狙った所に落ちる訳もなく

あえなく断念。

だんだん可笑しくさえなってきて。

感情があるかのように騒ぎ立てる豪雨と、

冷たく無機質な白い閃光の乱舞。

自然の驚異を目の当たりにして、なんだかもう訳がわかりません。

岡山インターを過ぎて

ようやく空が落ち着きを取り戻しつつある頃。

私の興奮も冷めるにしたがって

ぐったりと疲労感を覚え、連れに突っ込まれました。

いやもうただただ、凄かった。

こんなの初めて。

そして

嵐の中でひとつだけ冷静に思ったこと。

夏が、終わる。

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